ChatGPTの有料版で使える【GPTs活用事例5選】

Open AI社のChatGPTの新機能で、自分自身でオリジナルなGPTを作成することができるGPTs(GPT Builder)がリリースされました。

GPTsはChatGPTのカスタムバージョンを手軽に作成することができ、それを共有することができるようになります。そのためコーディングの知識などは一切不要です。

この記事では、GPTsの基本の解説および実際にたくさんのユーザーが作成したGPTの中から、さまざまなカテゴリーのGPTで実際に試したGPTを紹介していきます。

GPTs(GPT Builder)とは?

GPTs(GPT Builder)とは?

「GPTs(GPT Builder)」はChatGPTの新機能で、プログラミングの専門知識がない人でも、自然言語を用いて簡単に「オリジナルのChatGPT」を作成することができます。

また、他のユーザーが作成し公開した「GPT」を自由に利用できるため、個人的な用途やビジネスにおける広範なニーズに対応できるようになります。

AI版App storeのような存在になりそうなGPT storeが2024年1月にリリースされました。開発者は自身で構築したGPTをリリースすることができるようになります。
公開されたGPTは検索可能で、高い評価を受ければ検索ボードの上位に表示される可能性もあります。また、ここから収益を得ることができます。今後、多くのユーザーがGPTsでオリジナルGPTを作成し、公開することが予想されます。

「GPTs(GPT Builder)」サービスは、「ChatGPT Plus」、「ChatGPT Team」、「ChatGPT Enterprise」それぞれの有料プランのユーザーが利用可能です。(月額約3,000円)

筆者が実際に使用したGPTsを紹介

①DesignerGPT

プログラミング不要でサイトを製作することができます。

実際に生成されたサイトがこちら↓

https://designergpt.replit.app/pages/83b462fcff9a5895662ab4b10bcad31a.html

今回は「個人のブログのレイアウトをデザインして」と入力しました。

簡易的ではありますが、すぐにブログデザインのアウトプットが出てきました。

DesignerGPT

GPTs「DesignerGPT」の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

②Prompt Professor

プロンプトを作成する手伝いやプロンプトに関するアドバイスをしてくれます。

実際に生成されたものがこちら↓

今回は「良いプロンプトを実現するための 26 の原則を教えてください」と指示しました。

26項目のプロンプトの的確なコツをすぐさま出してくれました。

Prompt Professor

GPTs「Prompt Professor」の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

③LP Wizard

どのようなLPを作りたいかを指示すると、自動でHTMLとCSSを出力してくれます。

実際に生成されたものがこちら↓

LP Wizard

GPTs「LP Wizard」の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

④Schedule Companion | ゆみちゃん

スケジュールやタスクを整理&作成してワンクリックで、Google カレンダーに登録してくれます。

実際に生成されたものがこちら↓

カレンダーに登録したい予定をメモ書きで指示したら上記のようなアウトプットになりました。

「こちらから追加」をクリックするとGoogleカレンダーに遷移して、登録することができます。

たまにバグで、表示されない時もありました。

Schedule Companion | ゆみちゃん

GPTs「Schedule Companion | ゆみちゃん」の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

⑤Gojo Satoru(五条悟)

質問に対して人気アニメ『呪術廻戦』のキャラクター、五条悟の口調で返してくれます。

実際に生成したものがこちら↓

このような感じで五条悟風に返事をしてくれます。たまにこれは違うだろうって思う返答もあったので、いろいろ試してみるのが良いと思いました。

Gojo Satoru(五条悟)

GPTs「Gojo Satoru(五条悟)」の使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

この記事では、さまざまなカテゴリーに関するGPTを紹介いたしました。これらはデザインやコツなどのアドバイス、エンタメ系まで、幅広い用途に対応しています。今回は筆者が実際に利用したGPTを紹介しております。生成AIならではのバグや意図したものと違う内容を返すこともありますが、十分なアウトプットだと感じました。

GPTs Storeもオープンし、これからどんどん新しく質の高いGPTが出てくる事が予想されます。

ChatGPTの有料会員であれば、GPTsでオリジナルのGPTの作成や今回紹介したようなGPTを利用する事が出来ます。まずは、ご自身で触れてみてはいかがでしょうか?今後もこのサイトではGPTsの内容を中心にAIに関する記事を投稿していきます。